- 治療に痛みはありますか?
- 抜歯をしないと矯正をすることはできないのですか?
- どのくらいの頻度で通院が必要ですか?
- 治療を始めるのに良い時期はありますか?
- 大人でも矯正を始めることができますか?
- 装置を目立たないようにすることはできますか?
- 相談のみで医院を訪れてもよいのですか?
- 保険を使っての治療はできないのですか?
- 治療にかかる費用はどのくらいですか?
- 治療にかかる期間はどのくらいですか?
- 矯正をしている時に虫歯や歯周病になった場合、どうするのでしょうか?
- 矯正をしている時に生活は普段と同じようにできますか?
- セラミックやブリッジの歯があるのですが、矯正に影響はありますか?
- 治療後、歯並びが元に戻ってしまうことはありますか?
矯正歯科に関するよくある質問
治療に痛みはありますか?
個人差はありますが、歯を根っこから動かすため多少痛みはあります。
大体3日から5日くらいで痛みはおさまってきますが、あまりに痛みがひどいときには歯科に相談するか痛み止めの服用をすすめることもあります。
抜歯をしないと矯正をすることはできないのですか?
歯並びを整える程度でしたら抜歯をしない場合もありますが、歯の大きさや顎の大きさなど、歯を大きく動かす場合には抜歯をして歯を動かすスペースを作る必要があります。
検査の結果をもとに医師が判断するので、抜歯をすることに問題がある場合は医師にご相談ください。
どのくらいの頻度で通院が必要ですか?
矯正の進み具合にもよりますが、3週間から4週間を目安に通院が必要になります。
治療かかる時間は30分から1時間程度となっており、装置の点検や進み具合の確認、調整を行っていきます。
保定検診の場合ですと、数か月に一度の割合での通院になります。
治療を始めるのに良い時期はありますか?
矯正の治療は骨が動きやすい成長・発育期におこなうのが良いとされていますが、あまり早い時期に始めると後戻りの心配もありますので、ある程度成長が落ち着いてから始めるのも良いでしょう。
最近ですと治療方法も発達しているため、子供から大人までどなたでも治療が可能になっているので、まずは医院に相談することをお勧めします。
大人でも矯正を始めることができますか?
年齢制限はありませんので、治療はどなたでも始めることができます。
装置を装着することで見た目が気になるという場合にも、最近は目立たない装置を使用したり見えないような位置に装置を取り付けることも可能となっていますので、大人でも気兼ねなく治療を受けていただけます。
目立たないように治療できますか?
通常ですと金属の装置を使用しますが、目立たないよう透明なブラケットを使用することができます。
また歯の裏側に装置をつけて矯正をおこなうこともできますので、診察時に医師にご相談ください。
相談のみで医院を訪れてもよいのですか?
相談のみの来院も大丈夫です。
治療には時間やお金がかかりますし、矯正と一口に言ってもどのような方法があるかなど疑問に思うことも多いと思います。
医師と患者の信頼関係を大事にするためにも説明はしっかり行われますので、お気軽にご相談ください。
保険を使っての治療はできないのですか?
一般的には保険の適用は行われません。
保険を適用できる矯正の治療は、外科手術が必要な治療や、先天的な原因による不正咬合の場合のみとなっており、こういったケースですと保険適用を行っている専門医での受診が必要になります。
治療にかかる費用はどのくらいですか?
おおよそになりますが、全体で60万から100万円程度かかります。
矯正の治療は一部の場合を除いて、保険が適用されない自由診療となりますので治療費の負担額が100%患者さんの自己負担になるのです。
治療にかかる期間はどのくらいですか?
矯正の治療にかかる期間は個人差が大きいため一概には言えませんが、簡単な場合ですと半年程度で終わる場合もあります。
抜歯を行ったり、大きく歯を動かす場合には1年から3年程度かかることもあり、外科手術などをおこなう場合さらに長期に渡る場合もあります。
詳しくは直接、医院にて診療を受けることをお勧めします。
矯正をしている時に虫歯や歯周病になった場合、どうするのでしょうか?
虫歯や歯周病にかかってしまった場合には、もちろん治療をしていただきます。
その場合、邪魔になるようであれば一時的に装置を外すこともありますが、長期にわたって装置を外していると後戻りが起きてしまうため、治療期間が長くなることもあります。
治療を長引かせないためにも、ブラッシングはしっかりとすることが重要です。
矯正をしている時に生活は普段と同じようにできますか?
生活については特に普通にしていただいて問題はありません。
ですが食事に関してだけ、装置への付着や破損に気を付けておこなう必要があります。
ガムやキャラメル、堅いものなどは注意が必要です。
セラミックやブリッジの歯があるのですが、矯正に影響はありますか?
特に問題はありません。
ただ、差し歯ですと作り直すことになったり、ブリッジの場合ですと抜歯しなくてはいけない場合もあります。
判断は担当の医師が行いますので、まずは診察を受けていただいてから検討していきます。
治療後、歯並びが元に戻ってしまうことはありますか?
矯正の治療が終了した後、歯がもとに戻ることはあります。
後戻りというのですが、噛みあわせの癖などで歯が動いてしまい、隙間や噛み合わせが深くなるといった状態になってしまいます。
そうならないよう、治療終了後も保定装置を使用して後戻りを防いでいきます。